S/Tvモードは、シャッタースピードを撮影者が決め、カメラが明るさに合うF値を選ぶモードです。動く被写体を止めたいときや、あえて流して写したいときに使います。

生徒
子どもや乗り物を撮ると、動きがブレてしまいます。

先生
動くものにはシャッタースピードの指定が効きます。S/Tvモードで速度を決めてみましょう。
この記事でわかること
- S/Tvモードで撮影者が決める設定
- 動きを止める、流すときの違い
- 場面ごとのシャッタースピードの目安
- 暗くなったときの考え方
S/Tvモードはシャッタースピードを決めるモード
SモードまたはTvモードは、シャッタースピード優先モードです。
撮影者がシャッタースピードを決め、カメラがF値を合わせます。
動きを止める、流すの違い
| 目的 | シャッタースピード | 写り方 |
|---|---|---|
| 動きを止める | 速くする | 子どもや乗り物が止まって見える |
| 動きを流す | 遅くする | 背景や水の流れがなめらかに見える |
| 場面 | 試しやすい目安 | 確認すること |
|---|---|---|
| 歩く人や日常の動き | 1/250秒前後 | 手足や顔がブレていないか |
| 走る子ども、運動会 | 1/500秒以上 | 動きが止まっているか |
| 速い乗り物やスポーツ | 1/1000秒前後 | 暗くなりすぎていないか |
| 水の流れや光跡 | 1/15秒以下から数秒 | 三脚や固定が必要か |

生徒
シャッタースピードを速くしたら、写真が暗くなりました。

先生
速くするほど光を受ける時間が短くなります。暗い場所ではISO感度が上がる、または明るいレンズが必要になることがあります。
動きを止めたいとき
走る子どもや運動会では、1/500秒以上を試すと失敗を減らしやすくなります。
被写体が速いほど、より速いシャッタースピードが必要です。
流し撮りや水の流れを写したいとき
遅いシャッタースピードを使うと、動きの軌跡を写せます。
ただし、カメラも動くと全体がブレるため、三脚や安定した構えが必要になることがあります。
よくある失敗
速いシャッタースピードにすると暗くなりやすく、ISO感度が上がることがあります。
暗い体育館では、ブレを止める代わりにノイズが増える場合があります。
今日の練習
S/Tvモードで、歩く人や車を1/60秒、1/250秒、1/500秒で撮り比べます。動きの止まり方と明るさの変化を確認してください。
次に読む記事を選ぶ
S/Tvモードは動きを扱うモードです。ブレの原因、シャッタースピードの基本、ISO感度との関係を合わせて読むと判断しやすくなります。
- シャッタースピードの基本を確認したい場合:シャッタースピードとは?ブレと動きをコントロールする
- ブレの原因を分けたい場合:ピンボケ、手ブレ、被写体ブレの違い
- ISO感度との関係を知りたい場合:ISO感度とは?暗い場所とノイズの関係
- 運動会で使う設定を知りたい場合:運動会撮影の基本設定
まとめ
S/Tvモードは、動きの写り方を自分で決めるためのモードです。速くすれば止まりやすく、遅くすれば流れやすくなります。暗さやノイズとのバランスを見ながら使います。

