水族館撮影の基本設定

水族館撮影の基本設定を示すアイキャッチ

水族館は暗く、ガラス越しで、被写体も動きます。フラッシュを使わず、映り込みを避けながら、ISO感度とシャッタースピードを調整するのが基本です。

生徒
生徒

水族館で撮ると暗いし、ガラスに自分が写ります。どうすればいいですか?

先生
先生

ガラスに近づき、斜めからの映り込みを減らします。暗い場所なのでISOを上げ、動きに合わせてシャッタースピードを確保します。

この記事でわかること

  • 水族館で使う基本設定
  • ガラスの映り込みを減らす方法
  • 暗い場所でブレを防ぐ考え方

フラッシュは使わない

水族館ではフラッシュ禁止の場所が多く、使える場合でもガラスに反射して白く写りやすくなります。まずフラッシュはオフにします。

暗さはISO感度とF値で補います。明るいレンズを使えるならF値を小さくし、キットレンズならISOを上げて対応します。

ガラスに近づいて映り込みを減らす

ガラスから離れて撮ると、室内の照明や自分の服が写り込みやすくなります。レンズをガラスに近づけると映り込みを減らせます。

レンズを強く押し付ける必要はありません。周囲の人に配慮しながら、できるだけガラスに近い位置から撮ります。

動きに合わせた設定目安

被写体シャッタースピード設定の考え方
ゆっくり泳ぐ魚1/125秒前後ISOを上げてブレを防ぐ
速い魚1/250秒以上ノイズより動き止めを優先
クラゲ、水槽全体1/60秒前後も可ゆっくりした動きなら粘れる

暗い水槽ではISOが高くなります。ノイズは増えますが、被写体ブレを防ぐほうが写真として残しやすくなります。

AFは明るい輪郭を狙う

暗い水槽ではAFが迷うことがあります。魚の目、体の明るい輪郭、クラゲの縁など、コントラストがある場所を狙います。

ガラスの汚れや水滴にピントが合うこともあります。ピントが合わないときは、少し横に動いてきれいなガラス面を探します。

色は水槽ごとに変わる

水族館の水槽は青、緑、紫などの照明が使われることがあります。ホワイトバランスで完全に自然な色に戻すより、水槽の雰囲気を残したほうが合う場面もあります。

肌や白いものを正確に写す場面ではありません。魚やクラゲが不自然につぶれない範囲で、露出と色を整えます。

今日の練習

水槽の前で、ガラスから離れた写真と近づいた写真を撮り比べます。映り込み、ピント、シャッタースピードの違いを確認してください。

まとめ

水族館撮影では、フラッシュを使わず、ガラスに近づいて映り込みを減らします。暗い場所なのでISOを上げ、被写体の動きに合わせてシャッタースピードを確保します。AFは明るい輪郭を狙い、水槽の色は雰囲気として残す判断もあります。