料理写真の基本設定

料理写真の基本設定を示すアイキャッチ

料理写真では、色がおいしそうに見えること、手ブレしないこと、主役の料理にピントが合うことが大切です。光、ホワイトバランス、F値を整えると、いつもの食卓でも見やすい写真になります。

生徒
生徒

料理を撮ると暗くて黄色っぽくなります。何から直せばいいですか?

先生
先生

まず窓の光を使い、室内照明を混ぜないことです。そのうえで露出とホワイトバランスを確認します。

この記事でわかること

  • 料理写真の基本設定
  • おいしそうに見える光と色
  • ピントと構図の注意点

窓の横から入る光を使う

料理写真では、窓から入る横や斜め横の光が使いやすくなります。料理の立体感や湯気、つやが出やすいからです。

真上の室内照明だけで撮ると、影が不自然に出たり、色が黄色くなったりします。窓の光で撮るなら、室内照明は消して光を一種類に寄せます。

F値は料理の高さで決める

料理F値の目安理由
平たい皿F2.8からF4主役をぼかしすぎず見せやすい
高さのある料理F4からF5.6手前と奥にピントを残しやすい
テーブル全体F5.6からF8複数の皿を見せやすい

F値を小さくすると背景はぼけますが、料理の一部だけにピントが合いやすくなります。皿全体を見せたいときは少し絞ります。

手ブレを防ぐシャッタースピード

室内では光が足りず、シャッタースピードが遅くなりがちです。手持ちなら1/60秒以上を目安にし、心配なときは1/125秒以上にします。

暗い場合はISOを上げます。料理写真では多少のノイズより、手ブレで輪郭がにじむほうが目立ちます。

色は白い皿を基準に見る

料理の色が黄色すぎる、青すぎるときは、ホワイトバランスを確認します。白い皿や白い紙が自然に見えるかを見ると判断しやすくなります。

暖かい色はおいしそうに見えることもありますが、黄色に寄りすぎると清潔感が落ちます。料理の種類に合わせて、少し暖かい程度に整えます。

構図は主役に近づいて整理する

料理写真では、皿、カトラリー、背景の小物を入れすぎると主役が弱くなります。最初は主役の料理に近づき、余計なものを画面から外します。

真上は皿の配置を見せやすく、斜め45度は料理の高さや質感を見せやすい角度です。どちらが合うかは料理の形で決めます。

今日の練習

窓際で同じ料理を、室内照明ありとなし、F2.8とF5.6で撮り比べます。色、手ブレ、ピントの範囲を確認してください。

まとめ

料理写真は、窓の横から入る光を使い、室内照明を混ぜないだけで色が整いやすくなります。F値は料理の高さに合わせ、手ブレしないシャッタースピードを確保します。白い皿の色と主役の見え方を見ながら調整します。