写真のブレには、カメラが動く手ブレと、被写体が動く被写体ブレがあります。どちらのブレかを見分けると、シャッタースピード、構え方、ISOの直し方が決まります。

写真がブレます。手ブレ補正をオンにしているのに失敗します。

手ブレ補正で防げるのは主にカメラの揺れです。被写体が動いている場合は、シャッタースピードを速くする必要があります。
この記事でわかること
- 手ブレと被写体ブレの違い
- シャッタースピードの決め方
- ブレを減らす撮り方
全体が流れるなら手ブレを疑う
写真全体が同じ方向に流れている場合は、手ブレの可能性があります。シャッターが開いている間にカメラが動くと起きます。
構えを安定させ、シャッタースピードを速くします。望遠側ほど手ブレが目立つため、より速いシャッターが必要です。
被写体だけ流れるなら被写体ブレ
背景は止まっているのに、人や乗り物だけが流れている場合は被写体ブレです。被写体がシャッター中に動いたために起きます。
被写体ブレは手ブレ補正では止まりません。子どもや動物、スポーツでは1/250秒、1/500秒のように速いシャッタースピードを使います。
ブレの種類と直し方
| ブレの種類 | 見え方 | 直し方 |
|---|---|---|
| 手ブレ | 画面全体が流れる | 構えを安定、シャッターを速くする |
| 被写体ブレ | 動くものだけ流れる | シャッターを速くする |
| ピンボケ | どこにも芯がない、または別の場所がくっきり | AF位置を見直す |
ブレとピンボケは似て見えます。どこかにくっきりした部分があるかを見ると判断しやすくなります。
暗い場所ではISOを上げる
暗い場所ではシャッタースピードが遅くなり、ブレやすくなります。ISOを上げると、速いシャッターを使いやすくなります。
ノイズを避けようとしてISOを低くしすぎると、ブレで写真が使えなくなることがあります。まずブレを止めることを優先します。
構え方も効く
脇を締め、カメラを顔や体に近づけて支えると揺れを減らせます。シャッターを押すときに力を入れすぎないことも大切です。
壁、机、手すりに体や肘を預けると安定します。夜景や室内では、三脚や固定できる場所を使うのも有効です。
今日の練習
同じ被写体を1/30秒、1/125秒、1/500秒で撮り比べます。手ブレ、被写体ブレ、ISOノイズの違いを確認してください。
まとめ
写真がブレる原因は、手ブレと被写体ブレに分けて考えます。手ブレは構えとシャッタースピード、被写体ブレは速いシャッタースピードで対処します。暗い場所ではISOを上げて、ノイズよりブレを防ぐ判断をします。

